
【未経験者 必見】ラジオパーソナリティを目指す人のための完全ガイド!
ラジオパーソナリティとは?
声だけで魅せるプロフェッショナル
ラジオパーソナリティは、声だけを武器に情報や感情を伝えるプロフェッショナルです。
テレビや動画と異なり、視覚情報に頼らない分、声のトーン、間の取り方、言葉選びが非常に重要になってきます。
ラジオパーソナリティの基本的な役割
番組の進行、ゲストとの対話、リスナーからのメールやSNSでのコメント紹介など、
多彩な役割を担います。リスナーに寄り添って、時には笑い、時には感動を届ける存在です。
テレビとは違う“声の世界”の魅力
ラジオの魅力は、声だけで想像力をかき立て、聴く人の心に直接語りかけるところにあります。
映像がないからこそ、耳に集中して親密で深いコミュニケーションが生まれます。
必要なスキルと資質
リスナーを惹きつける力
リスナーを惹きつける力が必要になってきますが、
リスナーの心をつかむためには、さまざまなスキルが求めらるため、
下記でご紹介いたします。
明瞭な発声と滑舌
聞き取りやすい声と発音は基本中の基本。どんなに良い話でも、聞き取りにくければ魅力は半減してしまいます。滑舌が悪すぎると、そちらにリスナーの意識がいってしまい、話が入ってこない場合があります。
豊かな表現力と感情の伝達
声の抑揚やスピードを工夫することで、話に感情や臨場感を与えます。
声だけで情景を描く力が必要です。強と弱、陰と陽を使い分けることができると臨場感が更に増してきます。
会話力と即興力(フリートーク)
台本に頼らず、その場で話を広げたり、リスナーのリアクションに柔軟に応えるトーク力も重要です。
台本には一語一句 言葉や文章が書いてある訳ではありません。
フリートークがほとんどを占める番組もありますし、リスナーからのメールやSNSへのコメントに答えることによってSwingと呼ばれるリスナーとの相互コミュニケーション、相互での盛り上がりが可能となります。
番組を作る企画力と構成力
番組のテーマを考え、コーナーを設計する力も必要となってきます。
キー局と呼ばれる大きなラジオ局の良い時間帯に流れる帯番組では
番組に作家さんがつき、考えてくれる場合もありますし、ディレクターさんが考えてくれる場合もあります。
しかし、作家さんがつく番組は一部で、ディレクターさんが考えてくれる場合も、パーソナリティと一緒に考え作っていくことも多いです。
後述するコミュニティFMで番組を持つ場合は、自分で番組内容を考えることも多くあり、
やはりどの局面でもパーソナリティは企画力・構成力を持っていた方が強いです。
リーダーシップとチームワーク
スタッフや共演者との連携も欠かせません。番組全体の雰囲気作りにも関わります。
心地よいコミュニケーションがとれ、番組を作るチームのチームワークが良いと、よりよい番組が作れます。
パーソナリティは時にはリーダーシップを発揮する場面もでてきます。
またチームの雰囲気がよければ、番組の継続の可能性も高まります。
どうやって目指す?ラジオパーソナリティへの道

スタートラインはいくつもある
夢を実現するための道は、一つではありません。
下記でご紹介します。
専門学校・養成所・スクールで基礎を学ぶ
専門学校は基礎的な発声やトーク技術、番組制作について体系的に学べる環境です。
またラジオパーソナリティの養成所やスクールもあります。芸能事務所が運営しており、講師は現役のプロであることも多く、実践的なスキルが身につきます。運営する芸能事務所に所属できるチャンスもあります。
YouTube・ラジオアプリ・インターネットラジオでの発信
最近では、自分で番組を立ち上げ、自由に発信する人も増えています。
YouTubeやラジオアプリは、自分で収録し編集すれば料金はかかりません。手間はかかりますが、経験を積む場としても有効です。
また、インターネットラジオ局というものがあります。
有料でスタジオ収録、編集、配信のサポート体制が整っているため、パーソナリティはトークに集中できます。インターネットラジオ局によってサービスは様々で、機材を自分で触る必要がある、編集して音声を送る必要がある、それらは必要なくスタジオに行ってトークさえすればすべてやってくる、など様々です。興味があれば、まずはホームページを見る、そして問い合わせるのが良いでしょう。
コミュニティFMでの実践経験
大手のキー局ではなく、地域密着型のFM局では、未経験でも出演のチャンスがあります。
パーソナリティを募集してる場合もありますし、社員・アルバイトの募集をしているところもありますし、ご自身のお住まいの近くのコミュニティFMを調べてみてください。
また、個人でスポンサーになり番組枠を購入するということもできます。地域によって金額はバラバラですので、もし金額がご自身の可能な範囲内であれば、まずは自分がスポンサーになりご自身の番組をスタートさせるということも一つの手段になります。
オーディションでプロの世界へ
芸能事務所のオーディションに応募し、合格すればプロとして活動のチャンスが広がります。芸能事務所は、各ラジオ局のとのコネクションがあり、一般的にはでない募集も優先的に連絡があり、所属タレントは応募する資格が得られます。ただし、芸能事務所に所属したからといってすぐに仕事が入るわけではなく、生活が保障されるわけではありません。もちろん芸能の仕事だけで生活できている方もいますし、芸能の仕事と他の仕事を兼業している方もいます。芸能事務所に所属し、アルバイトしながら、オーディションを受けている方もいます。しかしながら、芸能事務所に所属することで、普段は得られないチャンスが広がる可能性は間違いなくあります。
活躍の場とキャリアの築き方

活動フィールドは多彩
現在、ラジオパーソナリティの活動の場は多岐にわたります。
下記でいくつかご紹介します。
YouTube・ラジオアプリ・インターネットラジオでの活躍
手軽に始められる一方で、クオリティや継続性が問われる世界ではあります。
YouTube・ラジオアプリ・インターネットラジオについては前述しておりますが、
これらはインターネット上の世界で発信することであり、活躍の可能性は自分次第で広がります。
ローカル局(コミュニティFM)とキー局の違い
まず、ローカル局とキー局では、ラジオ電波の出力が違います。キー局の方が出力が強く、広いエリアに電波を飛ばすことができます。
前述した通り、ローカル局(コミュニティFM)は地域に根ざした番組が多く、パーソナリティも地元の方が多いです。こちらは未経験でも出演できる可能性があり、比較的チャンスが豊富です。
一方、キー局は広いエリアに電波が届き、影響力が大きいため、出演するための競争も激しいのが現実です。有名な芸能人や文化人の方が出演していることも多く、芸能事務所に所属していない未経験の方がいきなりレギュラー番組を持つのは難しいのが現実です。キー局で番組の出演者を探しており、オーディションを開催する場合、芸能事務所に話が届くことがほとんどです。
SNSとの連動でリスナーを広げる
番組をスタートした後は、X(旧Twitter)やInstagramなどSNSを活用することで、
リスナーとの距離を縮めたり、番組の認知度を高めることができます。
各ラジオ番組で、Xのハッシュタグを決め、生放送中に、リスナーがPostしてくれたりします。そのPostをパーソナリティが番組中に紹介することにより、更に番組が盛り上がります。
SNSは宣伝(プロモーション)の場でもあり、リスナーとの相互コミュニケーションの場でもあります。
まとめ:自分らしい声で“心を動かす”存在に

継続と努力が成功の鍵
パーソナリティとして活躍するためには、スキルの磨き直しと継続的な発信が欠かせません。
まずは「やってみる」ことから始めよう
完璧を目指す前に、まずは行動することが第一歩。経験がすべての糧になります。
こちらの記事をご覧のあなたは既に行動しております。
まずは調べるところから、そしてパーソナリティスタート、番組スタートのために
スクールに通う、YouTubeやアプリで発信、インターネットラジオ局に問い合わせる、芸能事務所のオーディションに応募する、などなど更なる一歩はいくつもあります。
失敗も成長のチャンスに
失敗を恐れず、トライ&エラーを繰り返すことが、成長とチャンスを呼び込みます。
挑戦の数をこなすことにより、成功の回数も増えていきます。そして失敗から学び、成長していきます。
オーディションに何度も落ち、諦めそうになりながらも成功を掴んだラジオパーソナリティを沢山みてきております。月並みの言葉ですが、一度の人生、やらずに後悔するよりもチャレンジした方が良いと思います。私も今まで数え切らないくらいの失敗を繰り返してきましたが、これからも何歳になっても挑戦を続けていきます。共に頑張っていきましょう!!
ここまで、ラジオパーソナリティになるためのスキルや目指し方をご紹介してきました。
その中でインターネットラジオ局のご紹介もしましたが、インターネットラジオ局の「神宮前ラジオ」では、スキルを磨きながら実際に自分の冠番組をすぐに持て、実践をつめるようになっております。
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